![]() 無線通信ネットワークによって複数のキャリアのセットを割り当てられた無線通信デバイスにおけるキャリア管理
专利摘要:
無線通信ネットワークによって複数のキャリアのセットを割り当てられた無線通信デバイスにおけるキャリア管理が開示される。1つの態様では、キャリア管理方法は、無線通信デバイスへ割り当てられたキャリアのセットから、アクティブなキャリアのサブセットを形成する複数のキャリアによって、無線通信ネットワーク上でデータを送信することを含む。無線通信デバイスへ割り当てられたキャリアのセットにわたる動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準が決定される。第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信すべき所望のキャリア数が決定される。データを送信すべき所望のキャリア数が、アクティブ・キャリアのサブセット内のキャリア数と比較される。この比較に基づいて、アクティブ・キャリアのサブセットが、動的に調節され、その後、調節されたアクティブ・キャリアのサブセットを用いて、無線通信ネットワーク上でデータが送信される。 公开号:JP2011514725A 申请号:JP2010545237 申请日:2009-01-30 公开日:2011-05-06 发明作者:アッター、ラシッド・アーメッド・アクバー;ガラク、ラビンドラ;ゴッシュ、ドンナ;チェン、チンシン;フ、ジュン;ロット、クリストファー・ジェラルド 申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated; IPC主号:H04W28-18
专利说明:
[0001] 本願は、2008年2月1日に出願され本願の譲受人に譲渡され"METHODANDAPPARATUS FOR UPLINK CARRIERMANAGEMENTAT THEACCESS TERMINALIN MULTICARRIER COMMUNICATION SYSTEMS"と題された米国仮出願61/025,696号の優先権を主張する。上記出願は、本明細書において参照によって明確に組み込まれている。] 技術分野 [0002] 本開示は、一般に、回路に関し、さらに詳しくは、無線通信およびその他のアプリケーションにおけるキャリア管理のための技術、システム、および方法に関する。] 背景技術 [0003] 無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPLTEシステム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。] [0004] 通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力、複数入力単一出力、あるいは、複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。] [0005] MIMOシステムは、データ伝送のために、複数(NT個の)送信アンテナと、複数(NR個の)受信アンテナとを用いる。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルまたはキャリアとも称されうるNS個の独立したチャネルへ分解されうる。NS個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。これらマルチキャリア・システムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって形成される追加のディメンションが利用される場合、向上されたパフォーマンスを提供しうる。例えば、おのおののデバイスには、情報を送信するための複数のキャリア周波数が提供されうる。これは、より高いスループットおよび/またはより優れた信頼度をもたらす。] [0006] しかしながら、そのようなマルチキャリア・システムは、それらの単一のキャリアの従来技術を越えた顕著な技術的チャレンジを示す。そのような1つのチャレンジは、データを送信するために使用されるキャリアの数を管理することである。一般に、より多くのキャリアを使用すると、例えば、スループットが高くなるなど、よりパフォーマンスが向上する。しかしながら、送信電力には限界があり、おのおののキャリアは、オーバヘッド特性およびチャネル特性に基づく独自の電力要件がある。キャリアのサブセット上では、送信のみをすることがより効率的でありうる。あるいは、いくつかの事例では、オーバヘッド要件が極めて高負荷になった場合、割り当てられているキャリアをドロップすることがより効率的でありうる。したがって、複数のキャリアの管理は、シングル・キャリア概念の、マルチキャリア・システムへの単なる拡張ではない。] [0007] 本発明の典型的な実施形態は、効率的なキャリア管理のためのシステムおよび方法に関する。] [0008] 1つの実施形態は、無線通信ネットワークによって複数のキャリアのセットを割り当てられた無線通信デバイスにおけるキャリア管理のための方法に関する。この実施形態では、この方法は、無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットからアクティブなキャリアのサブセットを形成する1または複数のキャリアによって、無線通信ネットワーク上でデータを送信することと、無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにわたる動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準を決定することと、第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信するキャリアの所望の数を決定することと、データを送信するキャリアの所望の数を、アクティブなキャリアのサブセットにおけるキャリアの数と比較することと、この比較に基づいて、アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節することと、調節されたアクティブなキャリアのサブセットを用いて、無線通信ネットワーク上でその後のデータを送信することとを備える。] [0009] 別の実施形態は、割り当てられた複数のキャリアによって無線通信ネットワークと通信するための無線通信デバイスに関する。この実施形態では、無線通信デバイスは、無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットからアクティブなキャリアのサブセットを形成する1または複数キャリアによって、無線通信ネットワーク上でデータを送信するように構成されたロジックと、無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにわたる動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準を決定するように構成されたロジックと、第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信するキャリアの所望の数を決定するように構成されたロジックと、データを送信するキャリアの所望の数を、アクティブなキャリアのサブセットにおけるキャリアの数と比較するように構成されたロジックと、この比較に基づいて、アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節するように構成されたロジックと、調節されたアクティブなキャリアのサブセットを用いて、無線通信ネットワーク上でその後のデータを送信するように構成されたロジックとを備える。] [0010] 別の実施形態は、割り当てられた複数のキャリアによって無線通信ネットワークと通信するための無線通信デバイスに関する。この実施形態では、無線通信デバイスは、無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットからアクティブなキャリアのサブセットを形成する1または複数キャリアによって、無線通信ネットワーク上でデータを送信する手段と、無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにわたる動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準を決定する手段と、第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信するキャリアの所望の数を決定する手段と、データを送信するキャリアの所望の数を、アクティブなキャリアのサブセットにおけるキャリアの数と比較する手段と、この比較に基づいて、アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節する手段と、調節されたアクティブなキャリアのサブセットを用いて、無線通信ネットワーク上でその後のデータを送信する手段とを備える。] [0011] 別の実施形態は、プロセッサによって実行された場合、無線通信ネットワークによって複数のキャリアのセットを割り当てられた無線通信デバイスにおけるキャリア管理のための動作をプロセッサに実行させるコードを備えたコンピュータ読取可能媒体に関する。この実施形態では、コンピュータ読取可能媒体は、無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットからアクティブなキャリアのサブセットを形成する1または複数キャリアによって、無線通信ネットワーク上でデータを送信するためのコードと、無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにわたる動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準を決定するためのコードと、第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信するキャリアの所望の数を決定するためのコードと、データを送信するキャリアの所望の数を、アクティブなキャリアのサブセットにおけるキャリアの数と比較するためのコードと、この比較に基づいて、アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節するためのコードと、調節されたアクティブなキャリアのサブセットを用いて、無線通信ネットワーク上でその後のデータを送信するためのコードとを備える。] 図面の簡単な説明 [0012] 添付図面は、本発明の実施形態の記載を支援するために示され、実施形態を限定するのではなく、例示するために提供される。 図1は、本発明の1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、MIMOシステムにおけるアクセス・ポイント送信機システムおよびアクセス端末受信機システムのブロック図設計である。 図3は、本発明の実施形態にしたがって、データを送信するアップリンク・キャリアの数を、ATにおいて動的に決定することを例示するフロー図である。 図4は、本発明の実施形態にしたがって、効率的に維持されるアップリンク・キャリアの数を、ATにおいて動的に決定することを例示するフロー図である。 図5は、本発明の実施形態にしたがって、データ・アクティブ状態から他の状態へキャリアを移行させることを例示するフロー図である。 図6は、本発明の実施形態にしたがって、データ・インアクティブ状態から他の状態へキャリアを移行させることを例示するフロー図である。 図7は、本発明の実施形態にしたがって、キャリア・インアクティブ状態からデータ・アクティブ状態へキャリアを移行させることを例示するフロー図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 実施例 [0013] 本発明の態様は、本発明の特定の実施形態に関する以下の記載および関連する図面で示される。本発明の範囲から逸脱せずに代替実施形態が考案されうる。さらに、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないために、本発明の周知の要素は、詳細に説明されないか、あるいは、省略されるだろう。] [0014] 「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書で「典型的である」と記載されたあらゆる実施形態は、他の実施形態によりも好適であるとか有利であるとか解釈される必要は必ずしもない。同様に、用語「本発明の実施形態」は、必ずしも本発明のすべての実施形態が、説明した特徴、利点、あるいは、運転モードを含むことを必要としない。] [0015] 本明細書で使用される用語は、特定の実施形態のみを説明する目的のためにあり、本発明の実施形態を限定することは意図されていない。本明細書で使用されるように、単数形“a”、“an”、および“the”は、文脈において明確に示されていないのであれば、複数形を含むと意図されている。用語「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、「含む(includes)」、および/または,「含んでいる(including)」は、本明細書で使用されている場合、述べられた特徴、完全体、ステップ、動作、要素、および/または、構成要素が存在することを明示するが、1または複数の他の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、構成要素、および/または、これらのグループの存在または追加を排除しないことがさらに理解されるだろう。] [0016] 本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびロー・チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000はIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。] [0017] 以下の記載のための例示的なプラットフォームを提供し、ラジオ信号によるデータの無線送信のためのその他の典型的な電気通信規格は、イボリューション・データ・オプティマイズド(Evolution-Data Optimized)またはイボリューション・データ・システム(Evolution-Data system)である(これらは、しばしば、EV−DO、EVDO、またはEVと略される)。EV−DOは、送信されるデータ量を最大にするために、(例えば、CDMAやFDDのような)多重化技術を利用する。EV−DOは、CDMA2000規格ファミリの一部である第3世代パートナシップ計画2(3GPP2)によって標準化されている。EV−DOは、特に、既にCDMAネットワークを利用している世界中の多くのモバイル電話サービス・プロバイダによって適用されている。EV−DOには、異なるレビジョンあるいはバージョンが存在する。例えば、EV−DOレビジョン0、レビジョンA、およびレビジョンBがある。明確化のために、これら技術のある態様が、以下に、EV−DOについて説明され、EV−DO用語が、以下の説明の多くで使用される。本明細書において、EV−DOレビジョンBを利用する無線通信システムの文脈で説明されている方法および装置は、例示目的のみのためであることが認識されるだろう。そのような説明は、本発明のさまざまな実施形態を、具体的なスキームに限定するようには意図されていない。なぜなら、これらのメカニズム、技術、方法、および装置は、複数のキャリアを利用する電気通信規格を実施するその他任意の無線通信システムにも等しく適用されるからである。] [0018] さらに、多くの実施形態は、例えばコンピュータ・デバイスの素子によって実行されるべき動作のシーケンスの観点から説明される。本明細書に記載されたさまざまな動作は、具体的な回路(例えば、特定用途向けIC(ASIC))によって、1または複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令群によって、あるいはこれら両方の組み合わせによって実行されうることが認識されるだろう。さらに、本明細書に記載されたこれら動作のシーケンスは、実行時に、本明細書に記載された機能を、関連するプロセッサに対して実行させるコンピュータ命令群の対応するセットを格納した任意の形態のコンピュータ読取可能記録媒体にその全体が組み込まれることが考慮されうる。したがって、本発明のさまざまな態様は、多くの異なる形態で具体化され、それらすべてが、権利主張される主題の範囲内にあると考えられる。さらに、本明細書に記載された実施形態のおのおのについて、そのような実施形態の対応する形態は、例えば、記載された動作を実行「するように構成されたロジック」として記載される。] [0019] 背景技術で説明するように、モバイル・デバイスは、アップリンク・データ送信およびオーバヘッド送信のために利用可能な送信電力として、有限量の送信電力しか有していない。マルチキャリア・システムでは、より良いパフォーマンス(例えば、より高いスループット)を達成するために、一般には、より多くのキャリアを使用することが望ましい。しかしながら、限定された量の送信電力しかなく、おのおののキャリアは、オーバヘッド特性およびチャネル特性に基づいて、それ自身の電力要件を持っているので、電力が制限されている場合、あるケースにおいては、より少ないキャリア数で送信したり、あるいは、キャリアをドロップした方が、より効率的な場合もある。したがって、以下に記載された本発明の実施形態は、データ送信のために使用されるキャリアのサブセットや、モバイル・デバイスに割り当てられたキャリアの数を効率的に管理するためのメカニズム、技術、方法、および装置を提供する。] [0020] 図1は、本発明の1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムを例示する。] 図1 [0021] 図示するように、より広いアクセス・ネットワーク(図示せず)としてのアクセス・ポイント100(AP)は、複数のアンテナ・グループを含んでいる。1つは104、106を含み、他のものは108、101を含み、さらに他のものは112、114を含む。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くのまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112およびアンテナ114と通信している。アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク120によってアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118によってアクセス端末116から情報を受信しうる。アクセス端末122はアンテナ106およびアンテナ108と通信している。アンテナ106およびアンテナ108は、順方向リンク126によってAT122へ情報を送信し、逆方向リンク124によってAT末122から情報を受信しうる。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。] 図1 [0022] 通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、ATのセクタと称される。図1の実施形態では、異なるアンテナ・グループはそれぞれ、AP100によってカバーされた所与のセクタ内のATと通信するように設計される。] 図1 [0023] 順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、他のAT116、124の順方向リンクの信号対雑音比(SNR)を改善するために、ビームフォーミングを利用する。一般に、有効通信範囲にわたってランダムに散在するATへ送信するためにビームフォーミングを用いるAPは、近隣セル内のすべてのATへ単一のアンテナによって送信しているAPよりも、近隣セル内のATへ少ない干渉しかもたらさない。] [0024] APは、他の端末と通信するために使用される固定局であり、基地局、ノードB、またはその他いくつかの用語でも称されうる。また、ATは、移動局、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、あるいはその他いくつかの専門用語で称されうる。] [0025] アップリンク・キャリアおよびダウンリンク・キャリアのためのオーバヘッド・チャネル構成が、(例えば、IS−856タイプのシステムにおけるトラフィック・チャネル割当(TCA)メッセージ、あるいは、W−CDMAタイプのシステムにおけるラジオ・ベアラ再設定メッセージのような)割当メッセージを用いて、AP100を経由して、AN(図示せず)とAT116、122との間で通信される。] [0026] 図1に示すように、AT116およびAT122に割り当てられたおのおのの逆方向リンク・キャリアは、その間で関連付けられたパイロット信号を有する。AP100は、関連する順方向リンクで、(例えば、アップ、ダウン、ホールドのような)逆方向電力制御(RPC)コマンドのシリーズを、対応するAT116、122に送信することによって、おのおののパイロット・チャネルの電力レベルを独立して制御しうる。AT116、122は、パイロット信号の信頼性を維持するために、RPCコマンドに従うように試みる。そうしなければ、チャネルは、AP100によって適切に復号されないだろう。さらに、一般には、RPCコマンドを使用することによって、おのおののセクタまたはおのおののセルにおける複数のAT116、122からの干渉全体を制御することが望ましい。なぜなら、干渉が増加すると、(AP100から最も遠く離れた)エッジ・ユーザが、利用可能な送信電力を使い果たし、AP100によって発行されたRPCコマンドに従うことはもはやできなくなるからである。この場合、エッジ・ユーザは、AP100との通信に参加できず、セル・サイズは事実上縮小する。これによって、セルがサービス提供できるユーザの数が制限され、リソースが浪費される等となる。そのようなエッジ・ユーザには、データを送信するための所与の数のキャリアが割り当てられるが、送信電力の制限によって、割り当てられたキャリアのすべてを用いること、あるいは保持することさえも、現実的ではない。] 図1 [0027] 図2は、MIMOシステム200におけるAP送信機システム210とAT受信機システム250のブロック図設計である。] 図2 [0028] AP210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214へ提供される。1または複数の実施形態によれば、おのおののデータ・ストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。] [0029] おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、いくつかの実施形態において、OFDM技術を用いて、パイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK)、M−PSK、あるいはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。] [0030] すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのための)変調シンボルを処理するTXMIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、NT個の変調シンボル・ストリームを、NT個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。] [0031] おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのNT個の変調信号は、NT個のアンテナ224a乃至224tそれぞれから送信される。] [0032] 受信機システム250では、送信された変調信号がNR個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。] [0033] RXデータ・プロセッサ260は、NR個の受信機254からNR個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、NT個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、AP210におけるTXMIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。] [0034] プロセッサ270は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。] [0035] 逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。その後、逆方向リンク・メッセージは、TXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、AP210へ送り戻される。TXデータ・プロセッサ238はまた、データ・ソース236から、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをも受信する。] [0036] AP210では、AT250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理される。これによって、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。] [0037] 図1を参照して上述したように、パイロット信号強度が連続的にモニタされ、変化しているチャネル条件に基づいて、コール全体にわたって調節される。逆方向リンク送信電力は、2つの電力制御ループ、すなわち、オープン・ループとクローズド・ループによって制御される。オープン・ループは、(例えば、経路喪失のような)逆方向リンク品質判定基準の推定値を生成する。推定された経路喪失はその後、例えばAP210における負荷のような他の要因にしたがって、必要送信電力(TxOpenLoopPwr)へ変換される。クローズド・ループの機能は、AP210における所望の信号品質(例えば、トラフィック・チャネルにおける目標PERを維持するようなパフォーマンス基準を用いて、アウタ・ループを用いて動的に制御される信号対雑音比(SNR))を達成するために、例えばシャドーイングやその他のユーザ干渉のように環境的に導入される現象を考慮しないオープン・ループ推定値を補正することである。この目的は、逆方向リンクの品質判定基準を測定することによって、および、この測定の結果をAT250へレポートすることによって達成されうる。例えば、AP210は、逆方向リンクによって送信された基準信号(例えば、パイロットSNR)を測定し、フィードバック(例えば、RPCコマンド)をAT250へ提供する。AT250は、必要とされるクローズド・ループ送信電力調節値(TxClosedLoopAdj)を決定する。オープン・ループとクローズド・ループとの両方の電力制御は、アウタ・ループ電力制御として当該技術分野で周知であるので、ここでは、さらなる詳細は省略される。] 図1 [0038] 例えば、AP210から遠くへ移動することによって、あるいは、増加した干渉を受信することによって、AT250がチャネル劣化を経験した場合、電力制御ループは、悪影響を受けたキャリアにおける送信電力を増加させるように動作する。送信電力が増加すると、おのおののチャネルの信号の信頼性が高まるが、AT250の送信電力が有限であることを考慮すると、おのおののキャリアの送信電力を無制限に増加させることはできない。この場合、AT250は、割り当てられたキャリアの必ずしもすべてを使用またはサポートできない場合がある。反対に、例えばAP210のより近くに移動したり、あるいは、少ない干渉しか受けないことによって、AT250が、向上されたチャネル条件を経験する場合、電力制御ループは、おのおののキャリアにおける送信電力を低減するように動作する。この場合、AT250は、追加のキャリアを使用またはサポートすることができる。] [0039] したがって、AT250は、ANによって割り当てられたキャリアのセットを、所与の時間におけるデータ送信に利用可能なアクティブなキャリアからなるデータ・アクティブ・サブセットと、現在データ送信に利用することはできないインアクティブなキャリアからなるデータ・インアクティブ・サブセットとに分割する。キャリアを管理するために、AT250は、本発明のさまざまな実施形態にしたがって、以下のうちの1または複数を行うように構成されたキャリア管理ユニット(CMU)290を含む。(1)AT250が、制限された送信電力を用いてデータを効率的に送信する、割り当てられたアップリンク・キャリアの数を動的に決定する。(2)割り当てられたすべてのアップリンク・キャリアでオーバヘッド・チャネル送信を継続しながら、割り当てられたアップリンク・キャリアのサブセットのみに、アップリンク・データ送信をフネリングする(funnel)。(3)AT250が、制限された利用可能な送信電力を用いて効率的に維持できるアップリンク・キャリアの数を動的に決定する。(4)現在割り当てられているアップリンク・キャリアの数に基づいて、ANのための適切な追加/ドロップ要求を生成する。さらに、CMU290は、実行中のパケット送信が中断しないように、比較的シームレスなキャリア・アクティブ/非アクティブ手順および追加/ドロップ手順を保証するように構成されうる。他の実施形態では、CMU290の上記の機能は、プロセッサ270によってソフトウェアにおいて実行される。上記の機能のおのおのを、以下に詳細に記載する。] [0040] (データ・フネリング(funneling)) マルチキャリア・システムでは、データは、小さな部分(例えば、パケット)へ分割され、割り当てられた複数のキャリアで送信される。送信電力需要が増加すると、キャリアは、単に、節電のためにドロップされうる。しかしながら、ある場合には、割り当てられた1または複数のキャリアを実際にはドロップすることなく、より少ないキャリアでデータ送信を強化することが望ましい場合がある。これはデータ・フネリングとして知られている。これによって、ATは、逆方向リンク送信電力制限によってキャリアをドロップする必要なく、より大きな有効通信範囲領域にわたって、ATから、複数の順方向リンクでデータを受信し続けることが可能となる。] [0041] 図3は、本発明の実施形態にしたがって、データを送信するアップリンク・キャリアの数を、ATにおいて動的に決定することを例示するフロー図である。] 図3 [0042] 図示するように、(例えば、AT250のような)図3のATは、おのおののキャリアの条件に基づいて、ATの送信のための全体的なパフォーマンス判定基準を決定する(ブロック302)。例えば、パフォーマンス判定基準は、すべてのキャリアにわたってATによって観察される長期的な平均干渉を示す判定基準になりえる。1つの実施形態では、パフォーマンス判定基準は、平均送信パイロット電力の関数である。あるいは、パフォーマンス判定基準は、ATにおいて利用可能な全データを示す判定基準になりえる。1つの実施形態では、パフォーマンス判定基準は、所与の時間におけるアクティブな媒体アクセス制御(MAC)フロー全体にわたって総和された平均データ・キュー長さである。他の代替例として、パフォーマンス判定基準は、いくつかの低データ・レート・キャリアにわたって広げられたデータ送信よりもデータ・レートが高い、少ないキャリアへとデータをフネリングすることが望ましい場合、おのおののキャリアの最小データ・レート要件に基づく判定基準でありうる。1つの実施形態では、パフォーマンス判定基準は、割り当てられたキャリアのすべてにわたる現在のデータ送信についての、平均送信トラフィック対パイロット送信電力比(TxT2P)の総計である。] 図3 [0043] ここで、データ送信に使用されるアップリンク・キャリアの数rは、データ・フネリングしきい値DataThreshold_rのセット、(すなわち、DataThreshold_1、DataThreshold_2、…、DataThreshold_MaxAllowed。ここで、MaxAllowedとは、所与のシステムにおいてサポート可能なキャリアの最大数である)にしたがって決定される。パフォーマンス判定基準は、データ送信にr個のキャリアを使用するために、特定のDataThreshold_rを満足する、すなわち、超えなければならない。例えば、パフォーマンス判定基準が第2のしきい値と第3のしきい値との間に位置する(すなわち、DataThreshold_2<パフォーマンス判定基準≦DataThreshold_3)場合、ATは、データ送信のために2つのキャリアを取り扱うことができると判定する。利用可能な送信電力が、その数のキャリアのために効率的に利用されるように、おのおののしきい値が設定されうる。おのおのの設定の電力効率は、例えば、おのおののアクティブ・チャネルの干渉電力スペクトル密度に対するビット毎エネルギ(Eb/Nt)の観点から測定されうる。Eb/Ntは、あるパケット誤り率で1つのビットを送信するための実効的なコストを表すので、効率の良好な尺度を与える。パフォーマンス判定基準が平均送信パイロット電力に基づく1つの実施形態では、DataThreshold_rは、指定された最小データ・レートにおいて、r個のアクティブ・キャリアでデータを送信するのに必要とされる最小平均送信パイロット電力である。パフォーマンス判定基準がATにおいて利用可能なすべてのデータに基づく別の実施形態では、DataThreshold_rは、r個のキャリアをアクティブに保つために必要な最小のデータ量である。パフォーマンス判定基準が最小データ・レート要件に基づく別の実施形態では、DataThreshold_rは、決定された最小データ・レートにおいて、r個のアクティブなキャリアでデータを送信するのに必要な合計のTxT2Pである。一例として、DataThreshold_1は、逆方向リンク・キャリアにおいて、19.6kbpsである最小データ・レートを用いて設定されうる。別の実施形態では、DataThreshold_1は、逆方向リンク・キャリアにおいて、38.4kbpsである最小データ・レートを用いて設定されうる。この実施形態では、ATが1つのキャリアで少なくとも19.6kbpsを保つことができる場合にのみ、あるいは、別の例では、1つのキャリアにおいて、38.4kbpsを保つことができる場合にのみ、ATにおけるアクティブなデータ送信のために、複数の逆方向リンク・キャリアがサポートされる。DataThreshold_2は、19.6kbpsである最小データ・レートを用いて設定されうる。さらに、ATは、1つのキャリアにおいて少なくとも38.4kbpsまたは19.6kbpsを保ち、別のキャリアにおいて19.6kbpsを保つのであれば、アクティブなデータ送信のために2つの逆方向リンク・キャリアをサポートしうる。] [0044] 図3に戻って、アクティブに使用されているキャリア数rに基づいて、パフォーマンス判定基準は、次のしきい値であるDataThreshold_(r+1)と比較され、より多くのキャリアがデータ送信のために効率的に使用されるかが判定される(ブロック304)。例えば、起動時には、データ送信のために現在使用されているキャリアの数はゼロであり、DataThreshold_1を確認することにより手順が開始される。このケースでは、パフォーマンス判定基準が、DataThreshold_1未満である場合、例えばAPから非常に離れており、チャネル干渉によって、ATは、その時間に、どのデータも送信することができない。] 図3 [0045] パフォーマンス判定基準がDataThreshold_(r+1)を満足しない、すなわち超えない場合、パフォーマンス判定基準が、現在のDataThreshold_rと比較され、ATが、今でも現在の数rのアクティブなキャリアでデータ送信を効率的にサポートできるかを判定する(ブロック306)。パフォーマンス判定基準が、DataThreshold_r以上である(すなわち、DataThreshold_r<パフォーマンス判定基準≦DataThreshold_(r+1))場合、データ送信のために使用されるキャリアの数rは、すでに所望の数に設定されており、さらなる動作は必要とされない。パフォーマンス判定基準がDataThreshold_r未満である場合、データ送信のために使用される数rのキャリアは、実際には、もはや、効率的な方式では同時に使用されない。ここでは、非アクティブ信号がトリガされ、データ送信のために使用されるデータ・アクティブ・サブセットから、1つのキャリアが削除される(ブロック308)。削除されたキャリアは、データ・インアクティブなサブセットに配置される。アクティブなキャリアの数rは、アクティブなキャリアの状態の変化を反映するようにデクリメントされる(ブロック310)。] [0046] パフォーマンス判定基準とDataThreshold_(r+1)との比較に戻り、パフォーマンス判定基準がDataThreshold_(r+1)を満足する、すなわち超える場合、ATは、データ送信のための別のキャリアを効率的にサポートしうると判定する。ここでは、まず、ATが、現在の通信システムによって定められた最大数のサポート可能キャリア数に達していないことを確認するためのチェックを行う(ブロック312)。実際に、ATが使用可能なキャリア数の制限に達しているのであれば、さらなる動作は講じられない。達していない場合、アクティブ信号がトリガされ、その後のデータ送信のために、別のキャリアをデータ・アクティブ・サブセットへ追加する試みがなされる(ブロック314)。その後、ATは、データ・アクティブ・サブセットへ別のキャリアを追加する試みが成功したかを確認するためのチェックを行う(ブロック316)。この実行が成功しなかった場合、さらなる動作は講じられない。例えば、ATが、データ・アクティブ・サブセットへ追加するのに利用可能なインアクティブなサブキャリアを用いずに、割り当てられたすべてのキャリアで送信しており、その時に、ANによって追加のキャリアが提供されないのであれば、別のキャリアへ追加する試みは不成功に終わるだろう。(ANに対するキャリア追加/ドロップ要求を以下に説明する。)起動が成功した場合、アクティブ・キャリア状態における変化を反映するように、アクティブなキャリアの数rがインクリメントされる(ブロック318)。] [0047] データ・アクティブ・サブセットおよびデータ・インアクティブ・サブセットにおける所望のキャリアの数は、上述したようにして調節されるが、アクティブ化または非アクティブ化されるために選択される特定のキャリアは、別々に決定される。1つの実施形態では、アクティブ化または非アクティブ化されるために選択される特定のキャリアは、キャリア優先度にしたがって決定される。例えば、EV−DOシステムでは、キャリア優先度は、3GPP2規格、3GPP2 C.S0024−B(IS−865Aエア・インタフェース)で定義された逆方向チャネル・ドロップ・ランク属性で示される。] [0048] 逆方向チャネル・ドロップ・ランク判定基準に基づいて、キャリア間でタイ(tie)がある場合、ATは、タイ・ブレーカとして第2の判定基準を用いる。使用されるいくつかの典型的な第2の判定基準は、送信パイロット電力、FRAB、T2PInflow等を含む。これらのおのおのは、3GPP2 1×EV−DORevB規格テキストで定義されたRTCMAC−RevB状態変数である。これらの判定基準は、より効率的なアップリンク・キャリアを促進する。例として、最大の平均送信電力を持つキャリアをドロップすることは、ATが、最大の干渉を持つキャリアをドロップしていることを意味する。したがって、ATは、高い干渉レベルを持つキャリアをドロップすることによって、スペクトル的に効率的な送信を保つことができる。しかしながら、過渡的な雑音を平滑化するために、長期間にわたる平均によって、これら判定基準をフィルタすることがしばしば好まれる。瞬時的な雑音に対して、長期的なチャネル効率を追跡することにより、より振動の少ない安定した動作を提供する。フィルタリング方法の例は、所望の長さの時間定数を用いるムービング・ウィンドウ平均、無限インパルス応答(IIR)フィルタリング、あるいは、その他任意の周知のフィルタリング方法を含む。(例えば、数秒のオーダのウィンドウのように)比較的手間のかかるフィルタリングをすれば、比較的ゆっくりとしたフェージング・チャネルの追跡さえも可能となる。] [0049] 上述した本発明のさまざまな実施形態にしたがうデータ・フネリングは、利用可能な送信電力(例えば、Eb/Nt効率)をより効率的に用いる。データ・フネリングはまた、物理レイヤにおけるパケットの過度のフラグメンテーションを回避する。これは、より高いオーバヘッドおよびアプリケーション・レイヤ・パケット誤り率(PER)をもたらす。] [0050] (キャリア追加/ドロップ) 上述したように、ATはしばしば、ANによって割り当てられたものを超える数のキャリアでデータを効率的に送信できると判定する。一方、多くのキャリアがインアクティブになることによって、ATが、オーバヘッド送信およびパイロット・チャネル送信を維持することが非常に重荷になることがしばしばある。] [0051] 図4は、本発明の実施形態にしたがって、効率的に維持されるアップリンク・キャリアの数を、ATにおいて動的に決定することを例示するフロー図である。] 図4 [0052] 図示するように、(例えば、AT250のような)図4のATは、おのおののキャリアの条件に基づいて、ATの送信の全体的なパフォーマンス判定基準を再度決定する(ブロック402)。パフォーマンス判定基準は、図3と共に上述された判定基準のうちのいずれかでありえる。さらに、図4の、パフォーマンス判定基準は、図3のパフォーマンス判定基準と同じ場合も、異なる場合もある。] 図3 図4 [0053] ここでは、所与の時間においてATが効率的に維持しうるアップリンク・キャリアの数sは、キャリアしきい値CarrThreshold_sのセット、(すなわち、CarrThreshold_1、CarrThreshold_2、…、CarrThreshold_MaxAllowed。ここで、MaxAllowedは、所与のシステムにおいてサポート可能なキャリアの最大数である)にしたがって決定される。] [0054] パフォーマンス判定基準は、ATにおいてそのキャリア数を保つために、特定のCarrThreshold_sを満足、すなわち、超えねばならない。例えば、パフォーマンス判定基準が、第2のしきい値と第3のしきい値との間に位置する(すなわち、CarrThreshold_2<パフォーマンス判定基準≦CarrThreshold_3)場合、ATは、2つのキャリアを保持し、それらのオーバヘッド・チャネルおよびパイロット・チャネルのおのおのを維持できると判定する。おのおのはしきい値は、利用可能な送信電力が、インアクティブなキャリアについて、多すぎるオーバヘッド・チャネルおよびパイロット・チャネルにわたって広げられないように設定されうる。パフォーマンス判定基準が平均送信パイロット電力に基づく1つの実施形態では、CarrThreshold_rは、キャリア数rを保持するために必要な最小の平均送信パイロット電力である。パフォーマンス判定基準が、ATにおいて利用可能なすべてのデータに基づく別の実施形態では、CarrThreshold_rは、ATに割り当てられたキャリア数rを保つために必要な最小のデータ量である。パフォーマンス判定基準が、最小データ・レート要件に基づく別の実施形態では、CarrThreshold_rは、決定された最小データ・レートにおいてキャリア数rを保持するために必要な合計TxT2Pである。例として、CarrThreshold_1は、逆方向リンク・キャリアにおいて、19.6kbpsである最小データ・レートを用いて設定されうる。別の実施形態では、CarrThreshold_1は、逆方向リンク・キャリアにおいて、38.4kbpsである最小データ・レートを用いて設定されうる。この実施形態では、ATが1つのキャリアにおいて少なくとも19.6kbpsを保つ場合にのみ、あるいは、別の例として、1つのキャリアにおいて38.4kbpsを保つ場合にのみ、ATにおいて、複数の逆方向リンク・キャリアがサポートされる。その後、CarrThreshold_2が、9.6kbpsである最小データ・レートを用いて設定されうる。さらに、ATは、1つのキャリアにおいて少なくとも38.4kbpsあるいは19.6kbpsを保ち、別のキャリアにおいて9.6kbpsを保つ場合には、2つの逆方向リンク・キャリアをサポートしうる。図4に戻って、現在ATに割り当てられているキャリアの数sに基づいて、パフォーマンス判定基準は、次のしきい値CarrThreshold_(s+1)と比較され、さらなるキャリアがATによって効率的にサポートされるかが判定される(ブロック404)。パフォーマンス判定基準が、CarrThreshold_1未満である場合、ATは、何れのキャリアも保持することができず、APとの通信は不成功に終わるだろう。] 図4 [0055] パフォーマンス判定基準が、CarrThreshold_(s+1)を満足しない、すなわち、超えない場合、パフォーマンス判定基準が現在のCarrThreshold_sと比較され、ATが、ANによって割り当てられたキャリアの現在の数sをいまだに効率的にサポートできるかが判定される(ブロック406)。パフォーマンス判定基準が、CarrThreshold_sよりも大きい場合(すなわち、CarrThreshold_s<パフォーマンス判定基準≦CarrThreshold_(s+1)である場合)、割り当てられたキャリアの数sは、すでに、所望の数に設定されており、さらなる動作は必要とされない。パフォーマンス判定基準が、CarrThreshold_s未満である場合、割り当てられた数sのキャリアは、実際には、ATによって効率的な方式ではもはや同時にサポートされない。ここで、割り当てられた1つのキャリアをドロップするためのドロップ信号がトリガされる(ブロック408)。例えばEV−DOシステムでは、ATは、TCAメッセージによってANに直ちに通知している限り、任意の数のキャリアをドロップすることが許される。これによって、ドロップされたキャリアは、必要であれば、他のATへ再割り当てされうる。その結果、割り当てられたキャリアの数sは、アクティブ・キャリア状態における変化を反映するためにデクリメントされる(ブロック410)。] [0056] パフォーマンス判定基準とCarrThreshold_(s+1)との比較に戻って、もしもパフォーマンス判定基準が、CarrThreshold_(s+1)を満足する、すなわち超える場合、ATは、他のキャリアを効率的にサポートできると判定する。ここでは、ATはまず、現在の通信システムによって定義されたサポート可能な最大のキャリア数にまだ達していないことを確認するためのチェックを行う(ブロック412)。実際、利用可能なキャリア数の制限に達している場合、さらなる動作は講じられない。達していない場合、ANから別のキャリアを追加することを試みるための追加信号がトリガされる(ブロック414)。例えば、EV−DOシステムでは、別のキャリアを追加するために、ATは、TCAメッセージによって、別のキャリアが、ANによってATへ割り当てられることを要求する。(TCAメッセージの生成は、以下に示すさまざまなデータ状態およびキャリア状態の説明において詳述される。) ATは次に、ANから別のキャリアを追加する試みが成功したかを確認するためのチェックを行う(ブロック416)。追加が成功しなかった場合、さらなる動作は講じられない。例えば、ANは、所与の時間において、ATへ割り当てる利用可能な何れのキャリアも持たず、この要求は、ANによって拒否される。追加が成功した場合、割り当てられたキャリアの数sは、割当の変化を反映するためにインクリメントされる(ブロック418)。] [0057] 上述したように、キャリアがドロップされるべきか否かの判定がなされる一方、ドロップされるべきであると選択される特定のキャリアは、個別に決定される。1つの実施形態では、ドロップされるべきであると選択される特定のキャリアは、図3に関して上述したキャリア非アクティベーションと同様な方式によって、キャリア優先度にしたがって決定される。EV−DOシステムの例に戻って、キャリア優先度は再び、逆方向チャネル・ドロップ・ランク属性で示されうる。逆方向チャネル・ドロップ・ランク判定基準に基づいて、キャリア間のタイ(tie)もまた、第2の判定基準タイ・ブレーカ(例えば、長期的な平均送信パイロット電力、FRAB、T2PInflow等)にしたがって取り扱われうる。] 図3 [0058] いくつかの実施形態では、キャリアを追加するか、あるいはドロップするかの決定は、ATにおいて、比較的スムーズな移行を与えるために、連続したキャリア追加/ドロップ要求間に十分なヒステリシスを与えるようにしてなされる。1つの実施形態では、連続的なキャリア追加/ドロップ要求間の時間を規制するための設定可能な値を持つタイマが使用される。使用されうる遅れ値の1つの例は1秒である。別の例は、3秒である。例えば、図4は、さらなるパフォーマンス判定基準評価を開始する前、オプションとして、タイマ遅れを例示する(ブロック420)。別の実施形態では、ATは、(ブロック402の一部として、)短期間の移行がスムーズになされるように、パフォーマンス判定基準を、時間にわたって積極的にフィルタする。図3に関して上述したフィルタリング方法(例えば、IIRポール・フィルタリング、ムービング・ウィンドウ平均等)の何れかが使用されうる。] 図3 図4 [0059] (データ・アクティブ状態) データ送信のために選択され、データ・アクティブ・サブセット内に配置されたキャリアは、データ・アクティブ状態にあると言われる。データ・アクティブ状態にあるキャリアは、上述したように生成された非アクティブ・トリガおよびドロップ・トリガのうちの1または複数によって、データ・インアクティブ状態またはキャリア・インアクティブ状態(ともに、後述する)へ移行しうる。] [0060] 図5は、本発明の実施形態にしたがって、データ・アクティブ状態から他の状態へキャリアを移行させることを例示するフロー図である。] 図5 [0061] データ・アクティブ状態500では、ATは、ドロップがトリガされたかを確認するチェックを行う(ブロック502)。ドロップがトリガされると、ATは、目下なされている送信が、ドロップされるキャリア(例えば、最低の優先度を持つキャリア)において行われているかを確認するためのチェックを行う(ブロック504)。目下されている送信が進行中である場合、ATは、APおよびANとの通信を中断しないように、その送信が終了するのを待つ。この送信が完了した場合、あるいは、選択されたキャリアにおける送信がアクティブではない場合、ATは、ANに対してドロップ要求メッセージ(例えば、TCAメッセージ)を生成し(ブロック506)、選択されたキャリアを、キャリア・インアクティブ状態700にする(図7参照)。] 図7 [0062] ドロップがトリガされていない場合、ATは、非アクティベーションがトリガされたかを確認するためのチェックを行う(ブロック508)。非アクティベーションがトリガされた場合、ATは、この送信が、非アクティブにされるべきキャリア(例えば、最低優先度のアクティブ・キャリア)において行われているのかを確認するためのチェックを行う(ブロック510)。行われている場合、ATは、APおよびANとの通信を中断しないように、その送信が終了するのを待つ。しかしながら、その間、ATはまた、この送信が終了するのを待つことを開始してから、ドロップがトリガされたかを確認するためのチェックも行う(ブロック512)。非アクティベーション処理の間にドロップがトリガされた場合、ATは、この送信が終了するのを待ち(ブロック504)、ANに対するドロップ要求メッセージを生成し(ブロック506)、選択されたキャリアを、キャリア・インアクティブ状態700にすることによって、上述したようなドロップ処理に戻る。一方、送信が完了した場合、あるいは、選択されたキャリアにおいて送信がアクティブではない場合、ATは、選択されたキャリアを、データ・インアクティブ状態にする(図6参照)。] 図6 [0063] シグナリング・メッセージを搬送するシグナリング・リンク・プロトコル(SLP)キャリアの場合、非アクティベーションがトリガされると、ATはさらに、送信を待っているシグナリング・メッセージについて、MACフロー0データ・キューをチェックする(オプションのブロック520)。MACフロー0データ・キューにペンディング情報がある場合、すべてのSLPデータが送信され、SLPキューがクリアされるまで、ATは待つ。その後、前述したような非アクティベーションが進む。] [0064] ドロップも非アクティベーションもトリガされていない場合、キャリア状態には変化はない。] [0065] (データ・インアクティブ状態) APとのオーバヘッド送信およびパイロット・チャネル送信を継続することによって、ATにおいて維持されるが、データ・インアクティブ・サブセット内に配置されることによって、データ送信のために選択されないキャリアは、データ・インアクティブ状態にあると言われている。データ・インアクティブ状態におけるキャリアは、上述したようにして生成されたアクティブ・トリガおよびドロップ・トリガのうちの1または複数によって、(前述したような)データ・アクティブ状態または(後述するような)キャリア・インアクティブ状態へ移行しうる。] [0066] 図6は、本発明の実施形態にしたがって、データ・インアクティブ状態から他の状態へキャリアを移行させることを例示するフロー図である。] 図6 [0067] データ・インアクティブ状態600において、ATは、ドロップがトリガされたかを確認するチェックを行う(ブロック602)。ドロップがトリガされている場合、ATは、ANに対するドロップ要求メッセージ(例えば、TCAメッセージ)を生成し(ブロック604)、選択されたキャリアを、キャリア・インアクティブ状態700にする(図7参照)。選択されたキャリアは、データ送信のために現在使用されていないキャリアのデータ・インアクティブなサブセットからのものであるので、目下なされている送信をチェックする必要はない。] 図7 [0068] ドロップがトリガされていない場合、ATは、アクティベーションがトリガされたかを確認するためのチェックを行う(ブロック606)。アクティベーションがトリガされた場合、ATは、選択されたキャリアを、データ・アクティブ状態にする(図6参照)。選択されたキャリアは、その後のデータ送信のために使用されうる。] [0069] ドロップもアクティベーションもトリガされていない場合、キャリア状態に変化はない。] [0070] (キャリア・インアクティブ状態) ANによってATへ現在割り当てられていないキャリアは、キャリア・インアクティブ状態にあると言われている。キャリア・インアクティブ状態のキャリアは、上述したように生成された追加トリガ、およびANによるその後の承認によって(上述した)データ・アクティブ状態へ移行しうる。] [0071] 図7は、本発明の実施形態にしたがって、キャリア・インアクティブ状態からデータ・アクティブ状態へキャリアを移行させることを例示するフロー図である。] 図7 [0072] キャリア・インアクティブ状態700では、追加がトリガされたかを確認するためのチェックがなされる(ブロック702)。追加がトリガされている場合、ATは、ANに対する追加要求メッセージ(例えば、TCAメッセージ)を生成する(ブロック704)。トリガされていない場合、何の動作も講じられず、おのおののインアクティブ・キャリアは、インアクティブ・キャリア状態にとどまる。] [0073] 追加要求メッセージが送信されると、ATは、ANからの応答を待つ(ブロック706)。ANが、この要求を承認し、ATに追加のキャリアを割り当てると、そのキャリアが、データ・アクティブ状態500(図5参照)とされる。この選択されたキャリアは、その後のデータ送信のために使用されうる。] 図5 [0074] 例えば、ATへ割り当てるために利用可能なキャリアが存在しない場合のように、追加要求がANによって承認されないのであれば、所与の追加トリガのためにキャリアは追加されない。] [0075] 図6乃至図8の設計は、新たになされているパケット送信およびパケット連続送信が、異常終了または中断されることを阻止する。ここでは、そのキャリア内の物理レイヤ・パケット送信における許可されたサブ・サブパケットの最大数までのサブ・パケットのおのおのが送信された後にのみ、ATによって、キャリア・ドロップが実行される。他の実施形態では、その物理レイヤ・パケットのACKメッセージがANから受信されるまで、ATは待つ。さらに、図6乃至図8の設計では、すべてのSLPデータが送信され、SLPキューがクリアされるまで、ATは、SLPメッセージをオーバ・ザ・エアによって搬送しているキャリアをドロップしない。これは、連続したシグナリング・フローが、キャリア追加/ドロップによって中断されないように保つ。1つの実施形態では、SLPデータを搬送しているキャリアが、ドロップされた場合、SLPフローが、既存のあるいは、ATによって新たに追加されたキャリアへ再マップされる。] 図6 [0076] 当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されることを認識するだろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。] [0077] 本明細書では、いくつかの技術がマルチキャリア1×EV−DO−RevBの文脈で示されているが、これらの技術はまた、例えばWCDMAおよびHSUPAのようなその他の周知のマルチキャリア・システムにも適用されることも認識されるだろう。] [0078] さらに、当業者であれば、本明細書で開示された実施形態に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記述された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。] [0079] 本明細書で開示された実施形態に関連して記述された方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェア内に直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、または、これらの組み合わせによって具体化される。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサがそこから情報を読み取り、またそこに情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。] [0080] したがって、本発明の実施形態は、無線通信デバイスにおいて、キャリア管理のための方法を組み込んだコンピュータ読取可能媒体を含みうる。したがって、この発明は、例示された例に限定されず、本明細書に記載された機能を実行するための任意の主題が、本発明の実施形態に含まれる。上述した開示は、本発明の例示的な実施形態を示している一方、さまざまな変更および修正が、追加された特許請求の範囲によって定義されるような本発明の範囲から逸脱することなくなされうることに注目されるべきである。本明細書に記載される本発明の実施形態にしたがった方法請求項の機能、ステップ、および/または動作は、何れの特定の順序によっても実行される必要はない。さらに、本発明の要素は、単数形で記載も特許請求もされていないが、単数形へ限定することが明確に述べられていないのであれば、複数が考慮される。]
权利要求:
請求項1 無線通信ネットワークによって複数のキャリアのセットを割り当てられた無線通信デバイスにおけるキャリア管理方法であって、前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットからアクティブなキャリアのサブセットを形成する1または複数のキャリアによって、前記無線通信ネットワーク上でデータを送信することと、前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにおける動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準を決定することと、前記第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信するキャリアの所望の数を決定することと、前記データを送信するキャリアの所望の数を、前記アクティブなキャリアのサブセットにおけるキャリアの数と比較することと、前記比較に基づいて、前記アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節することと、前記調節されたアクティブなキャリアのサブセットを用いて、前記無線通信ネットワーク上でその後のデータを送信することとを備える方法。 請求項2 前記第1のパフォーマンス判定基準は、割り当てられたキャリアのセットにわたって前記無線通信デバイスによって観察される長期的な平均干渉を示す請求項1に記載の方法。 請求項3 前記第1のパフォーマンス判定基準は、前記無線通信デバイスにおいて送信中の合計データ量を示す請求項1に記載の方法。 請求項4 前記第1のパフォーマンス判定基準は、前記割り当てられたキャリアのセットでデータを送信するために使用される合計送信電力を示す請求項1に記載の方法。 請求項5 前記第1のパフォーマンス判定基準は、時間平均されたパフォーマンス判定基準を提供するために、時間にわたってフィルタされる請求項1に記載の方法。 請求項6 前記データを送信するキャリアの所望の数を決定することは、前記第1のパフォーマンス判定基準を、データを送信する所与のキャリアの数を示す1または複数のしきい値と比較することを備える請求項1に記載の方法。 請求項7 対応する数のキャリアに対するしきい値がおのおの、所望の最小データ・レートに基づいて設定される請求項6に記載の方法。 請求項8 前記アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節することは、前記キャリアの所望の数が、前記アクティブなキャリアのサブセット内のキャリア数よりも大きい場合、前記アクティブなキャリアのサブセットに1つのキャリアを追加することと、前記キャリアの所望の数が、前記アクティブなキャリアのサブセット内のキャリア数よりも小さい場合、前記アクティブなキャリアのサブセットから1つのキャリアを削除することとを備える請求項1に記載の方法。 請求項9 前記追加されるキャリアまたは削除されるキャリアは、前記無線通信デバイスによって保持されたキャリアの優先度リストにしたがって選択される請求項8に記載の方法。 請求項10 前記選択されたキャリアを削除することは、前記選択されたキャリアにおける何れかのアクティブなデータ送信が完了するまで延期される請求項9に記載の方法。 請求項11 データを送信するために使用されないキャリアにオーバヘッド送信を維持し、前記無線通信ネットワークによって前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアを保つことをさらに備える請求項1に記載の方法。 請求項12 前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにおける動作条件を示す第2のパフォーマンス判定基準を決定することと、前記第2のパフォーマンス判定基準に基づいて、前記無線通信デバイスにおいて維持されるキャリアの所望の数を決定することと、前記維持されるキャリアの所望の数を、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数と比較することと、前記維持されるキャリアの所望の数が、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数よりも大きい場合、前記無線通信ネットワークへ送信するための追加要求メッセージを動的に生成することと、前記維持されるキャリアの所望の数が、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数よりも小さい場合、前記無線通信ネットワークへ送信するためのドロップ要求メッセージを動的に生成することとをさらに備える請求項1に記載の方法。 請求項13 前記第2のパフォーマンス判定基準は、前記第1のパフォーマンス判定基準と同じである請求項12に記載の方法。 請求項14 前記第2のパフォーマンス判定基準は、前記第1のパフォーマンス判定基準とは異なる請求項12に記載の方法。 請求項15 前記維持されるキャリアの所望の数を決定することは、前記第2のパフォーマンス判定基準を、維持されるキャリアの所与の数を示す1または複数のしきい値と比較することを備える請求項12に記載の方法。 請求項16 対応する数のキャリアに対するしきい値がおのおの、所望の最小データ・レートに基づいて設定される請求項15に記載の方法。 請求項17 前記ドロップ要求メッセージは、前記無線通信ネットワークが、前記無線通信デバイスによって保持されたキャリアの優先度リストにしたがって選択されたキャリアをドロップすることを要求する請求項12に記載の方法。 請求項18 前記ドロップ要求メッセージを動的に生成することは、前記選択されたキャリアにおける何れかのアクティブなデータの送信が完了するまで延期される請求項17に記載の方法。 請求項19 前記追加要求メッセージまたはドロップ要求メッセージを動的に生成することは、少なくとも、前記無線通信デバイスによって設定可能な最短時間長さ離される請求項12に記載の方法。 請求項20 前記第2のパフォーマンス判定基準は、時間平均されたパフォーマンス判定基準を与えるために、時間にわたってフィルタされる請求項12に記載の方法。 請求項21 割り当てられた複数のキャリアのセットによって、無線通信ネットワークと通信する無線通信デバイスであって、前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットからアクティブなキャリアのサブセットを形成する1または複数のキャリアによって、前記無線通信ネットワーク上でデータを送信するように構成されたロジックと、前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにおける動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準を決定するように構成されたロジックと、前記第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信するキャリアの所望の数を決定するように構成されたロジックと、前記データを送信するキャリアの所望の数を、アクティブなキャリアのサブセットにおけるキャリアの数と比較するように構成されたロジックと、前記比較に基づいて、アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節するように構成されたロジックと、前記調節されたアクティブなキャリアのサブセットを用いて、無線通信ネットワーク上でその後のデータを送信するように構成されたロジックとを備える無線通信デバイス。 請求項22 前記第1のパフォーマンス判定基準は、割り当てられたキャリアのセットにわたって前記無線通信デバイスによって観察される長期的な平均干渉を示す請求項21に記載の無線通信デバイス。 請求項23 前記第1のパフォーマンス判定基準は、前記無線通信デバイスにおいて送信中の合計データ量を示す請求項21に記載の無線通信デバイス。 請求項24 前記第1のパフォーマンス判定基準は、前記割り当てられたキャリアのセットでデータを送信するために使用される合計送信電力を示す請求項21に記載の無線通信デバイス。 請求項25 前記第1のパフォーマンス判定基準は、時間平均されたパフォーマンス判定基準を提供するために、時間にわたってフィルタされる請求項21に記載の無線通信デバイス。 請求項26 前記データを送信するキャリアの所望の数を決定するように構成されたロジックは、前記第1のパフォーマンス判定基準を、データを送信する所与のキャリアの数を示す1または複数のしきい値と比較するように構成されたロジックを備える請求項21に記載の無線通信デバイス。 請求項27 対応する数のキャリアに対するしきい値がおのおの、所望の最小データ・レートに基づいて設定される請求項26に記載の無線通信デバイス。 請求項28 前記アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節するように構成されたロジックは、前記キャリアの所望の数が、前記アクティブなキャリアのサブセット内のキャリア数よりも大きい場合、前記アクティブなキャリアのサブセットに1つのキャリアを追加するように構成されたロジックと、前記キャリアの所望の数が、前記アクティブなキャリアのサブセット内のキャリア数よりも小さい場合、前記アクティブなキャリアのサブセットから1つのキャリアを削除するように構成されたロジックとを備える請求項21に記載の無線通信デバイス。 請求項29 前記追加されるキャリアまたは削除されるキャリアは、前記無線通信デバイスによって保持されたキャリアの優先度リストにしたがって選択される請求項28に記載の無線通信デバイス。 請求項30 前記選択されたキャリアを削除することは、前記選択されたキャリアにおける何れかのアクティブなデータ送信が完了するまで延期される請求項29に記載の無線通信デバイス。 請求項31 データを送信するために使用されないキャリアにオーバヘッド送信を維持し、前記無線通信ネットワークによって前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアを保つように構成されたロジックをさらに備える請求項21に記載の無線通信デバイス。 請求項32 前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにおける動作条件を示す第2のパフォーマンス判定基準を決定するように構成されたロジックと、前記第2のパフォーマンス判定基準に基づいて、前記無線通信デバイスにおいて維持されるキャリアの所望の数を決定するように構成されたロジックと、前記維持されるキャリアの所望の数を、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数と比較するように構成されたロジックと、前記維持されるキャリアの所望の数が、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数よりも大きい場合、前記無線通信ネットワークへ送信するための追加要求メッセージを動的に生成するように構成されたロジックと、前記維持されるキャリアの所望の数が、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数よりも小さい場合、前記無線通信ネットワークへ送信するためのドロップ要求メッセージを動的に生成するように構成されたロジックとをさらに備える請求項21に記載の無線通信デバイス。 請求項33 前記第2のパフォーマンス判定基準は、前記第1のパフォーマンス判定基準と同じである請求項32に記載の無線通信デバイス。 請求項34 前記第2のパフォーマンス判定基準は、前記第1のパフォーマンス判定基準と異なる請求項32に記載の無線通信デバイス。 請求項35 前記維持されるキャリアの所望の数を決定するように構成されたロジックは、前記第2のパフォーマンス判定基準を、維持されるキャリアの所与の数を示す1または複数のしきい値と比較するように構成されたロジックを備える請求項32に記載の無線通信デバイス。 請求項36 対応する数のキャリアに対するしきい値がおのおの、所望の最小データ・レートに基づいて設定される請求項35に記載の無線通信デバイス。 請求項37 前記ドロップ要求メッセージは、前記無線通信ネットワークが、前記無線通信デバイスによって保持されたキャリアの優先度リストにしたがって選択されたキャリアをドロップすることを要求する請求項32に記載の無線通信デバイス。 請求項38 前記ドロップ要求メッセージを動的に生成することは、前記選択されたキャリアにおける何れかのアクティブなデータの送信が完了するまで延期される請求項37に記載の無線通信デバイス。 請求項39 前記追加要求メッセージまたはドロップ要求メッセージを動的に生成することは、少なくとも、前記無線通信デバイスによって設定可能な最短時間長さ離される請求項32に記載の無線通信デバイス。 請求項40 前記第2のパフォーマンス判定基準は、時間平均されたパフォーマンス判定基準を与えるために、時間にわたってフィルタされる請求項32に記載の無線通信デバイス。 請求項41 割り当てられた複数のキャリアのセットによって、無線通信ネットワークと通信する無線通信デバイスであって、前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットからアクティブなキャリアのサブセットを形成する1または複数のキャリアによって、前記無線通信ネットワーク上でデータを送信する手段と、前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにおける動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準を決定する手段と、前記第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信するキャリアの所望の数を決定する手段と、前記データを送信するキャリアの所望の数を、アクティブなキャリアのサブセットにおけるキャリアの数と比較する手段と、前記比較に基づいて、アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節する手段と、前記調節されたアクティブなキャリアのサブセットを用いて、無線通信ネットワーク上でその後のデータを送信する手段とを備える無線通信デバイス。 請求項42 前記第1のパフォーマンス判定基準は、割り当てられたキャリアのセットにわたって前記無線通信デバイスによって観察される長期的な平均干渉を示す請求項41に記載の無線通信デバイス。 請求項43 前記第1のパフォーマンス判定基準は、前記無線通信デバイスにおいて送信中の合計データ量を示す請求項41に記載の無線通信デバイス。 請求項44 前記第1のパフォーマンス判定基準は、前記割り当てられたキャリアのセットでデータを送信するために使用される合計送信電力を示す請求項41に記載の無線通信デバイス。 請求項45 前記第1のパフォーマンス判定基準は、時間平均されたパフォーマンス判定基準を提供するために、時間にわたってフィルタされる請求項41に記載の無線通信デバイス。 請求項46 前記データを送信するキャリアの所望の数を決定する手段は、前記第1のパフォーマンス判定基準を、データを送信する所与のキャリアの数を示す1または複数のしきい値と比較する手段を備える請求項41に記載の無線通信デバイス。 請求項47 対応する数のキャリアに対するしきい値がおのおの、所望の最小データ・レートに基づいて設定される請求項46に記載の無線通信デバイス。 請求項48 前記アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節する手段は、前記キャリアの所望の数が、前記アクティブなキャリアのサブセット内のキャリア数よりも大きい場合、前記アクティブなキャリアのサブセットに1つのキャリアを追加する手段と、前記キャリアの所望の数が、前記アクティブなキャリアのサブセット内のキャリア数よりも小さい場合、前記アクティブなキャリアのサブセットから1つのキャリアを削除する手段とを備える請求項41に記載の無線通信デバイス。 請求項49 前記追加されるキャリアまたは削除されるキャリアは、前記無線通信デバイスによって保持されたキャリアの優先度リストにしたがって選択される請求項48に記載の無線通信デバイス。 請求項50 前記選択されたキャリアを削除することは、前記選択されたキャリアにおける何れかのアクティブなデータ送信が完了するまで延期される請求項49に記載の無線通信デバイス。 請求項51 データを送信するために使用されないキャリアにオーバヘッド送信を維持し、前記無線通信ネットワークによって前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアを保つ手段をさらに備える請求項41に記載の無線通信デバイス。 請求項52 前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにおける動作条件を示す第2のパフォーマンス判定基準を決定する手段と、前記第2のパフォーマンス判定基準に基づいて、前記無線通信デバイスにおいて維持されるキャリアの所望の数を決定する手段と、前記維持されるキャリアの所望の数を、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数と比較する手段と、前記維持されるキャリアの所望の数が、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数よりも大きい場合、前記無線通信ネットワークへ送信するための追加要求メッセージを動的に生成する手段と、前記維持されるキャリアの所望の数が、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数よりも小さい場合、前記無線通信ネットワークへ送信するためのドロップ要求メッセージを動的に生成する手段とをさらに備える請求項41に記載の無線通信デバイス。 請求項53 前記第2のパフォーマンス判定基準は、前記第1のパフォーマンス判定基準と同じである請求項52に記載の無線通信デバイス。 請求項54 前記第2のパフォーマンス判定基準は、前記第1のパフォーマンス判定基準と異なる請求項52に記載の無線通信デバイス。 請求項55 前記維持されるキャリアの所望の数を決定する手段は、前記第2のパフォーマンス判定基準を、維持されるキャリアの所与の数を示す1または複数のしきい値と比較する手段を備える請求項52に記載の無線通信デバイス。 請求項56 対応する数のキャリアに対するしきい値がおのおの、所望の最小データ・レートに基づいて設定される請求項55に記載の無線通信デバイス。 請求項57 前記ドロップ要求メッセージは、前記無線通信ネットワークが、前記無線通信デバイスによって保持されたキャリアの優先度リストにしたがって選択されたキャリアをドロップすることを要求する請求項52に記載の無線通信デバイス。 請求項58 前記ドロップ要求メッセージを動的に生成することは、前記選択されたキャリアにおける何れかのアクティブなデータの送信が完了するまで延期される請求項57に記載の無線通信デバイス。 請求項59 前記追加要求メッセージまたはドロップ要求メッセージを動的に生成することは、少なくとも、前記無線通信デバイスによって設定可能な最短時間長さ離される請求項52に記載の無線通信デバイス。 請求項60 前記第2のパフォーマンス判定基準は、時間平均されたパフォーマンス判定基準を与えるために、時間にわたってフィルタされる請求項52に記載の無線通信デバイス。 請求項61 プロセッサによって実行された場合、前記プロセッサに対して、無線通信ネットワークによって複数のキャリアのセットが割り当てられた無線通信デバイスにおけるキャリア管理のための動作を実行させるためのコードを備えたコンピュータ読取可能媒体であって、前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットからアクティブなキャリアのサブセットを形成する1または複数のキャリアによって、前記無線通信ネットワーク上でデータを送信するためのコードと、前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにおける動作条件を示す第1のパフォーマンス判定基準を決定するためのコードと、前記第1のパフォーマンス判定基準に基づいて、データを送信するキャリアの所望の数を決定するためのコードと、前記データを送信するキャリアの所望の数を、アクティブなキャリアのサブセットにおけるキャリアの数と比較するためのコードと、前記比較に基づいて、アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節するためのコードと、前記調節されたアクティブなキャリアのサブセットを用いて、無線通信ネットワーク上でその後のデータを送信するためのコードとを備えるコンピュータ読取可能媒体。 請求項62 前記第1のパフォーマンス判定基準は、割り当てられたキャリアのセットにわたって前記無線通信デバイスによって観察される長期的な平均干渉を示す請求項61に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項63 前記第1のパフォーマンス判定基準は、前記無線通信デバイスにおいて送信中の合計データ量を示す請求項61に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項64 前記第1のパフォーマンス判定基準は、前記割り当てられたキャリアのセットでデータを送信するために使用される合計送信電力を示す請求項61に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項65 前記第1のパフォーマンス判定基準は、時間平均されたパフォーマンス判定基準を提供するために、時間にわたってフィルタされる請求項61に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項66 前記データを送信するキャリアの所望の数を決定するためのコードは、前記第1のパフォーマンス判定基準を、データを送信する所与のキャリアの数を示す1または複数のしきい値と比較するためのコードを備える請求項61に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項67 対応する数のキャリアに対するしきい値がおのおの、所望の最小データ・レートに基づいて設定される請求項66に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項68 前記アクティブなキャリアのサブセットを動的に調節するためのコードは、前記キャリアの所望の数が、前記アクティブなキャリアのサブセット内のキャリア数よりも大きい場合、前記アクティブなキャリアのサブセットに1つのキャリアを追加するためのコードと、前記キャリアの所望の数が、前記アクティブなキャリアのサブセット内のキャリア数よりも小さい場合、前記アクティブなキャリアのサブセットから1つのキャリアを削除するためのコードとを備える請求項61に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項69 前記追加されるキャリアまたは削除されるキャリアは、前記無線通信デバイスによって保持されたキャリアの優先度リストにしたがって選択される請求項68に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項70 前記選択されたキャリアを削除することは、前記選択されたキャリアにおける何れかのアクティブなデータ送信が完了するまで延期される請求項69に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項71 データを送信するために使用されないキャリアにオーバヘッド送信を維持し、前記無線通信ネットワークによって前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアを保つためのコードをさらに備える請求項61に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項72 前記無線通信デバイスに割り当てられたキャリアのセットにおける動作条件を示す第2のパフォーマンス判定基準を決定するためのコードと、前記第2のパフォーマンス判定基準に基づいて、前記無線通信デバイスにおいて維持されるキャリアの所望の数を決定するためのコードと、前記維持されるキャリアの所望の数を、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数と比較するためのコードと、前記維持されるキャリアの所望の数が、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数よりも大きい場合、前記無線通信ネットワークへ送信するための追加要求メッセージを動的に生成するためのコードと、前記維持されるキャリアの所望の数が、前記割り当てられたキャリアのセット内のキャリアの数よりも小さい場合、前記無線通信ネットワークへ送信するためのドロップ要求メッセージを動的に生成するためのコードとをさらに備える請求項61に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項73 前記第2のパフォーマンス判定基準は、前記第1のパフォーマンス判定基準と同じである請求項72に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項74 前記第2のパフォーマンス判定基準は、前記第1のパフォーマンス判定基準と異なる請求項72に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項75 前記維持されるキャリアの所望の数を決定するためのコードは、前記第2のパフォーマンス判定基準を、維持されるキャリアの所与の数を示す1または複数のしきい値と比較するためのコードを備える請求項72に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項76 対応する数のキャリアに対するしきい値がおのおの、所望の最小データ・レートに基づいて設定される請求項75に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項77 前記ドロップ要求メッセージは、前記無線通信ネットワークが、前記無線通信デバイスによって保持されたキャリアの優先度リストにしたがって選択されたキャリアをドロップすることを要求する請求項72に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項78 前記ドロップ要求メッセージを動的に生成することは、前記選択されたキャリアにおける何れかのアクティブなデータの送信が完了するまで延期される請求項77に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項79 前記追加要求メッセージまたはドロップ要求メッセージを動的に生成することは、少なくとも、前記無線通信デバイスによって設定可能な最短時間長さ離される請求項72に記載のコンピュータ読取可能媒体。 請求項80 前記第2のパフォーマンス判定基準は、時間平均されたパフォーマンス判定基準を与えるために、時間にわたってフィルタされる請求項72に記載のコンピュータ読取可能媒体。
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